神奈川県三浦市南下浦町上宮田3300 ビーチサイド湘南102(京浜急行電鉄久里浜線 三浦海岸駅より徒歩4分)
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こんにちわ。
CRYSTAL WEDDINGのTop Wedding PhotographerのTENCAです。
今回の城ヶ島前撮り。
写真を見返していて、まず目に入ってきたのが夕陽でした。
もちろん、お二人の表情もいい。
新婦様のオレンジ系のドレスもすごく似合っています。
でも、それだけじゃないんです。
時間が進むにつれて、
空の色が変わる。
海の色が変わる。
二人の輪郭に入る光も変わる。
そして不思議なんですが、二人の表情まで少しずつ変わっていきます。
だから僕は夕景撮影になると、昼間より少しだけ言葉を減らします。
頑張って笑わなくていい。
完璧なポーズを作らなくてもいい。
二人で歩いて。
少し話して。
たまに顔を見て。
夕陽がきれいな日は、それだけでも十分写真になります。
今回は、そんな城ヶ島の夕方のお話です。
まずはこちら。
お二人には手をつないで歩いてもらいました。
新郎様も新婦様も、すごくいい笑顔です。
こういう写真って、実は細かく表情を作ってもらっているわけではありません。
歩いて。
隣を見る。
何か話す。
笑う。
その途中です。
僕は夕景撮影の最初から、
「映画みたいな表情をしてください」
なんてお願いしません。
それをやると、どうしても二人とも緊張してしまいます。
まずはいつもの距離感から。
それでいいんです。
夕陽の光は、それだけでも写真を少し特別にしてくれます。
ここまで寄ると、もう城ヶ島かどうかはほとんど分かりません。
それでも撮ります。
ロケーション撮影だからといって、すべての写真に海や岩を入れる必要はありません。
景色の写真も欲しい。
二人の全身も欲しい。
でも、
今日の二人の顔も残しておきたい。
それも大事です。
夕方になって撮影にも慣れ、お二人自身が少しリラックスしてきた頃だから撮れる表情です。
前撮りって、撮影開始直後と最後では表情がかなり変わるんですよ。
だから僕は、後半のアップ写真大切にしています。
砂浜に、THANK YOUの文字。
城ヶ島でも少し前に流行した写真です。
披露宴の後のウェルカムボード、各種ムービーなどで使用できるゲスト様へお二人から感謝を伝えるさりげない1枚。
「あのとき砂に書いたよね」
と思い出せるきっかけの1枚になればいいと思っています。
写真って、完成した一枚だけではなく、そのとき何をしていたかまで残るものだからです。
こちらは抱き上げ写真です。
通常なら動きのある楽しい写真になりやすいポーズです。
でも、この時間になると少し違います。
夕陽を背負わせる。
顔を近づけてもらう。
新婦様のドレスとブーケをシルエット寄りに見せる。
すると、抱き上げという動きのあるポーズなのに、写真は少し静かになります。
背景には夕陽。
二人の周りには城ヶ島の岩場。
新婦様のオレンジドレスも、昼間とはまた違う深い色に見えます。
同じ衣装なのに、光だけでここまで変わる。
これも夕景撮影の面白さです。
次はこちら。
岩場に座ってもらいました。
立って撮る写真と違って、座ると自然に二人の距離が近くなります。
新婦様がブーケを持ち、新郎様がそっと寄り添う。
夕陽が後ろから入って、髪の輪郭にも少し光が残っています。
僕が夕景で好きなのは、こういう写真です。
派手ではありません。
でも、何年後かに見ても優しさわ変わらない。
そんな一枚です。
今回、最後に見ていただきたいのはこちらです。
カメラを見ていません。
顔もほとんど見えません。
二人で夕陽を見ています。
手だけつないでもらいました。
二人で城ヶ島に来て。
海を見て、夕陽を見て、その隣に相手がいる。
その時間そのものを残せたらいいと思っています。
二人は二人のままで。
あえて右側の余白はウェルカムボード用の文字を入れるために開けてあります。
ここは、これから城ヶ島前撮りを考えている方にも知っておいてほしいところです。
夕陽は自然です。
毎回まったく同じ色にはなりません。
雲が多い日もある。
水平線まではっきり見える日もある。
途中まで曇っていたのに、最後の数分だけ光が出ることもあります。
だから、
「この写真と完全に同じ夕陽にしてください」
というのは難しいです。
でも、それでいいと僕は思っています。
その日に出た光を見ながら、
今日はここ。
今ならこの角度。
あと少し待とう。
と判断していく。
それがロケーション撮影です。
同じ夕陽が二度とないから、その日の写真になる。
僕はその方が好きです。
前撮りの日、もちろん晴れてほしいですよね。
きれいな夕陽もお二人はせっかくなら見たいと思います。
その気持ちは本当によく分かります。
でも、撮影当日は空ばかり気にしすぎなくても大丈夫です。
お二人には、できればその日を、その時間を楽しんでもらいたい。
歩いて。
笑って。
ちょっと疲れたら座って。
夕陽が出てきたら、二人で見てもらう。
それで大丈夫です。
今回のお二人も、最初から最後までずっと決めポーズだったわけではありません。
むしろ、何気ない瞬間の方がいい表情がたくさんありました。
そして最後。
城ヶ島の海の前で、二人並んで夕陽を見る。
その一枚まで残せたら、
僕はすごくお二人にとってもいい一日だったんじゃないかなと思います。
写真を見返したとき「あの日の夕陽、きれいだったね」そんな会話がもう一度生まれたら
ブライダルカメラマンとして、本望です。
新郎新婦様、大切な一日を任せていただき、本当にありがとうございました。
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